けんちゃんぶろぐ

カメラとともに過ごした日々を自由気ままに綴るぶろぐ

一眼レフカメラとミラーレスカメラを使ってみてわかったこと

カメラを始めたのが今から約3年前。そのときにニコンD750の一眼レフカメラを購入し、今ままで富士フィルムのX-H1、そして3ヶ月前にニコンZ7のミラーレスカメラと一眼レフカメラからミラーレスカメラへシフトしてきました。

両方を使ってみて違いがわかってきたので、感じたことを書いてみたいと思います。なにかの参考になれば嬉しいです。

Z7

もうミラーレスカメラでいいんじゃないか?

両方を使って思ったのが、もうミラーレスカメラでいいんじゃないかということ。

私がニコンD750を買った当時は一眼レフカメラの方がAFは早く、ファインダーも見やすかった。でも今とそのときを比較するとミラーレスカメラの性能はびっくりするほど向上している。今の最新機種のミラーレスカメラは当時とは比べものにならないくらいAFは速く、EVFの見え方も自然だし、遅延もほぼ感じない。

そんなこともあって今の最新ミラーレスカメラでほとんど撮れない場面はないんじゃないかと感じています。そう感じた理由を書いてみたいと思います。

露出、ホワイトバランスなどが撮影前にわかる

ミラーレスカメラの一番の特徴として上げられるのがこれ。露出、ホワイトバランスなどの設定が撮影前にモニターに反映されて確認できる。これが確認できることで失敗写真は極端に減ったと思う。シャッタースピードさえちゃんとしておけば、ほとんどの場面で失敗することがなくなった。

間違いなくミラーレスカメラになって撮影が楽になった一番の理由だと思う。

EVF内ですべて設定変更ができる

次に一眼レフカメラと比較して楽になったと感じるのが、細かな設定もファインダーを覗いたまま設定変更ができること。一眼レフカメラだと細かな設定を変えようと思うと、一度ファインダーから目を外して液晶画面をみて設定変更をしなければいけない。それがミラーレスカメラだとファインダー内に設定画面がそのまま表示されるので、すべての設定変更がファインダーをのぞたままできる。

再生もEVFに表示ができる

撮影画像のチェックもEVFできてしまう。EVFは結局ディスプレイ だからこれができてしまう。EVFで画像チェックができると何が良いかというと、屋外などのとても明るいときって液晶画面が見づらいときって結構あるんですよね。でもそんなときでもファインダーでチェックできるので全く問題なし!

AFエリアが画面全体にある

これもとても便利。一眼レフカメラだとAFポイントは中央によっているため、画面の端にピントを合わせたい場合、ピントを合わせたい場所に一度ピントを合わせてから構図を整えないといけなかった。けれど今出ているミラーレスのほとんどはAFエリアが画面全体に広がっているので、ピントを画面の端に合わせることも簡単にできる。

またライブビューもとても快適になったことで、ローアングルやハイアングルはとても使いやすい。特にタッチAFはローアングル、ハイアングルの時は特に有り難い。

小型、軽量化

ミラーレスカメラの恩恵としてあげられる一つに小型で軽量もあげられると思う。メーカーによっては一眼レフカメラと変わらないものもあるけれど全体的には小さくなっているのは間違いないと思う。

ボディの厚みは明らかに薄くなったので、バッグへの収納がとても楽になった。レンズはそこまで小型化していないのもあるけれど、ニコンはシステムとして小型、軽量になったので、鞄がひとまわり小さくてもよくなったのはとても嬉しいポイント。

Z7とD750

一眼レフカメラの方がいいと思う場面もある

流し撮りなどはまだ一眼レフカメラかな

ミラーレスカメラで困る場面はほとんどないけど、一点だけこれは撮りにくいと思った場面がある。それは流し撮りなどでカメラを振りながら連写する場面。

ほとんどのミラーレスカメラでは高速連写するとファインダーがコマ送りのようになってしまう。カメラを固定して連写する場合は全く問題ないけど、被写体を追いながらになるとこれが結構問題。ファインダーに被写体を入れ続けるのがかなり難しい。

その点で一眼レフカメラはミラーに写った実物をみているので、カメラを振っていたとしても被写体をファインダー内に収めやすい。こういう場面ではまだまだ一眼レフカメラの出番だと感じている。

ただソニーα9みたいなブラックアウトフリーだとこれは気にならないので、何年かするとここの欠点もなくなるのかなと思ったりもしている。ニコンにも早く付かないかなー笑

全体的な操作感も一眼レフカメラの方がいいかな

ミラーレスカメラになって小型化されたことで物理ボタンが減っているので、一部の操作が若干だけどやりづらくなった感じがする。

たとえばニコンZ7だとAF-SとAF-Cの切り替えが物理的なボタンではなく、メニュー切り替えになっているので素早く切り替えにくい。これがニコンD750だとボタンとしてあるので、切り替えに迷うことがほぼない。D750

私の撮影の場合、静止物を撮っている時に急に動きものを撮る時など結構多かったりします。そんなときに切り替えに手間取り撮影をあきらめたことも何度かあったりする。これは慣れもあると思うので、今後は解消されていくのかもしれないですが。

最後に

つらつらと思ったことを書いてみました。

私的には、普段のメインはミラーレスカメラ、動体をメインで狙うは場合は一眼レフカメラをメインにサブでミラーレスカメラがいいんじゃないかなーと感じています。